包茎手術を受ける理由は、機能的に問題があった、見た目が気になったなど人によって様々です。では、実際にどのような理由から包茎手術を受けたのでしょうか。真性包茎のケースでは「衛生面上問題があった」という理由が最多、次いで多かったのが「勃起時に痛みがある」「病気だと思った」がほぼ同率でした。実際、真性包茎は正常時も勃起時も皮が被ったままなので衛生面で問題があるとされていますし、勃起時に皮が引き連れて痛みを感じることがあるため、機能面の改善のためにも手術がすすめられています。

また、「同性・異性に包茎だと思われるのが恥ずかしかったから」「自分に自信を持つため」という割合も多くありました。女性は見た目よりも衛生面を重視しますが、男性の中特有の包茎=恥ずかしいというイメージから手術を検討する方も少なくはありません。仮性包茎のケースでは「衛生面上の問題」が真性包茎と同様に最も高く、次いで「包茎だと思われるのは恥ずかしい」「自信を持ちたい」となっています。仮性包茎は必ずしも手術が必要ではありませんが、衛生面に気を配らなくては炎症や感染症などのリスクがあります。

真性包茎に比べると、機能的な問題がないことから見た目へのコンプレックスが強い傾向にあり、手術を決意する方が多いようです。また、平常時に皮が被った状態で刺激から守られており、早漏になりやすいともされています。満足いく性行為をするために包茎手術を考えたという割合も高くなっていました。